こんにちは。さやかです。
今日は、映画の感想について更新します。
映画をよく見る方ではないのですが、韓国では日本よりも映画の料金が安いです。
映画館や平日か休日かにもよりますが、大体1000w~12000w程度で見ることができます。また、早朝だと5000wで見ることができるので、今回初めて一人映画をしてきました。
選んだ映画は버닝(バーニング)
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2090789
映画好きの韓国人の方に教えてもらったのと、この映画の原作が村上春樹の短編小説「納屋を焼く」であると聞いて見に行くことにしました。
映画のあらすじはこんな感じです。
流通会社のアルバイトのジョンス(ユ・アイン)が、幼馴染のヘミ(チョン・ジョンソ)に出会い、アフリカ旅行に行く彼女の猫を預かることになる。旅行から戻ってきたヘミはジョンスに旅行先で出会ったベン(スティーヴン・ユァン)を紹介するのだが、ベンには他人には明かせない趣味があった。
※この先の内容はネタバレを含むため、ご注意ください。
韓国でR18になっているこの映画は、序盤から激しいシーンがあったりでちょっとビックリしました。
正直、朝一で観に行ったのは失敗でした。映画自体は良かったのですが、ストーリーが暗いため朝一と雨の日は避けた方がいいと思います。
主人公のジョンス役であるユアインは小説家を目指し、アルバイトで生計を立てている田舎者の役です。
役とはいえ、小汚い田舎者の役にぴったりハマってしまうところをみると、役者さんだなぁと改めて関心してしまいました。
いつもは芸能人オーラ全開のかっこいいユアインも、この映画では一人の「男」として描かれています。
ところでユアインって、ピ(rain)にも似てるし、G-DRAGONにも似てませんか??私だけ?
ヒロインのヘミ役の女優さん(チョン・ジョンソ)は初めて見る人だと思ったら、この映画で抜擢された新人女優とのこと。
完全に脱いでいるシーンが多々あるので、今後の活動が若干心配ですが、女優としてやっていくにはそのくらいの覚悟が必要なのかもしれませんね。
ただ、カンヌ映画祭へ向かう空港で、カメラや記者に対して表情を顰めたり、顔を隠したり、対応に批判の声もあったようです。。
映画では、新人女優さんには見えないくらい演技も堂々としていました。これからの活躍も楽しみです。
そして、この映画のキーマンになるベン役のスティーヴン・ユァン。韓国生まれ、アメリカ育ちで、アメリカのドラマ「ウォーキング・デット」にて一躍有名になったようです。
ヘミとアフリカから一緒に帰国した謎の多いお金持ちの役です。
実はベンの人に明かせない趣味というのが、ビニールハウスを燃やすこと。
ある日、冗談なのか本気なのか、ジョンスにジョンスの家の近くのビニールハウスを燃やす予定だと話します。
ジョンスは家の周りのビニールハウスを全て確認するも、どこも燃やされた様子はありません。
再びベンに会って確認するも、はっきり「燃やした」と言われます。
ただ、その時からヘミの姿が見えなくなり、連絡も取れなくなってしまいます。
終盤もあまり進展がなく、解決しないままモヤモヤで終わるパターンかなと予想しましたが、最後の最後に急展開があって驚きました!
光と影の世界で起こるミステリアスな内容が、身近にもあるような、ないようなそんな感覚になります。
映画は字幕がないので、聞き取れなかった部分もありますがリスニングの勉強にもなりました。
映画鑑賞、しばらくハマりそうです!